地獄に仏

どうも、タクシー大好きはるくんです。

今日は皆さんにお話したいことがあります。

夜勤始まりの24時間勤務を終えて、はるくんは現場近くのタクシー乗り場からタクシーを拾い、マッサージ屋に赴いたのです。
マッサージ屋です。
なんで2回繰り返したのかは知りません。

退職の原因の一つでもある「全身の筋肉の緊張」をほぐしてもらうためであります。
余談ですが、「今日は過去最高に症状が酷いですね」と言われました。
そんなマッサージ屋の前までタクシーをつけてもらい、お金を払って車外へ。
「お仕事大変ですねー」
「良いクリスマスを!」
なんて海外ドラマみたいな挨拶をかわし、タクシーはあっという間に遠くへ行き。

「マッサージうぃる」といつも通りくだらないTweetを打とうとする。

……ん?

ない。

いつもあるはずのポケットにない。

スマホがない。

スマートフォンがない。


スマートフォンを車内に忘れた。


スマートフォンをタクシーの車内に忘れました。

一大事です。

スマートフォンをタクシーの車内に置き去りにしてしまいました。


連絡をしようにも、当の携帯電話たるスマホがないので連絡ができず。
そしてタクシー会社の名前も全く覚えていない。
初乗り運賃しか覚えていない。

はるくんはガックリと肩を落とし、そのままマッサージ店へ入店。「過去最高に症状が酷」かったのは、多分この絶望が原因です。正直「やべぇどうしよう」って気持ちでいっぱいでした。

しかし、明日・明後日は幸運というか不服というか、とにかく休みでありまして。
マッサージ店をホットペッパービューティで予約していたのもあって(はるくんはビューティの欠片もありませんけど)、とりあえず予約を消化することにしました。


マッサージを終えて、公衆電話を探して右往左往し、やっとの思いで辿り着きます。
はるくんは現代っ子ですが、学生時代に充電を切らして公衆電話から自宅の電話へ留守電を残すということを何度もしていたので、なんと公衆電話が使えます(自慢げ)。

マッサージ屋のお会計のおつりを投入し、タクシーでもらったレシートを頼りにタクシー会社へ連絡。



はるくん「もしもし、2時間ほど前に御社のタクシーに忘れ物をしてしまったのですが」

タクシー会社「──あー、はいはい。先ほど無線がありましたよ。」

はるくん「あ、見つかったんですね!よかった。。。で、どうすればよろしいでしょうか。。。」

タクシー会社「通常は会社まで取りに来ていただく形になるんですが。。。

ちょうど先ほどのタクシーが近くを走っていますので、よろしければ運ばせましょうか?」


タクシー会社って慈善事業なのか?


もちろんその場所からマッサージ店までの運賃は取られるけど、「場所調べて明日行こうかな」って思っていたところを、
まさかの当日に、しかも向こうから運んできていただけるとは思わず。




そのタクシーの運転手さんも良い人で、
こういう落とし物や忘れ物の処理というのはとても面倒くさいものなのですが(詳しくは「遺失物法」を調べよう!)
嫌な顔一つせず、それどころかすっごくニッコニコで対応してくださいました。

地獄に仏やな。。。(´;ω;`)



諸々の処理を終えて満足して家に帰ると、
数十分前にYouTubeの通知が入っていたことに気づきます。

「Mari Channelはライブ配信中です:クリスマスイブだょ!!まりくりパーティー!!」


え。。。今日配信だったの。。。?





※なぜか腹いせにキン肉バスターを受ける小熊光奈美の図



遅刻はしたけどちゃんと途中から見ることはできました。

そんな、地獄に仏なクリスマスイブでした。

クリスマスイブぜんっぜん関係ないね。





【よくわからない人のための解説】
小熊 光奈美(こくま みなみ)
 はるくんが製作予定のベストアルバム兼ゲーム「大正義の彼方に」に登場する女子高生。はるくんのセルフお気に入りキャラだが、なぜキン肉バスターを受けていたのかは不明。

水橋製作所日誌

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