生存報告4〜5日目

どうも、はるくんでございます。
昨日も昨日とてサイクリングりんりんしてたんですが(りんりん?)
昨日は家に帰ってからブログ書こうとしたらすげえ息苦しくなってめちゃめちゃ体がだるくなったので更新しませんでした( ̄▽ ̄;)
無理!って思ったら書かない。

で、今日は2日分まとめて報告しようと思いますが、先にざっくり言います。

4日目「病みました!」
5日目「一歩踏み出しました!」

そんな感じです(笑)

4日目

「人生を壊された」
そんな言葉を投げられた。相手が誰なのか、男なのか女なのかも分からなかった。それでも、不特定多数というわけではなくて、覚えのある誰かが何人も重なって見えたような気がした。
「お前のせいで俺の人生が狂った」
「お前のせいで私は自由を失った」
お前のせいで、お前のせいで──それぞれが重なっていたか、連続していたかは詳しく覚えていないが、そんな事を言われていた。
小学校から高校まで、その失敗の全てが高速で流れて行った。
いつか彼等は私を──

という、文字通りの悪夢で目を覚まし、ほぼいつも通り声を失った状態で起き上がりました。
相当追い詰められてんな。。。と思いました。
辛気臭い始まりだけど、4日目は全体的に辛気臭かったよ。
読んでて辛くなったら5日目まで読み飛ばしてね。もしくは我慢してね。

★☆今日の症状のコーナー☆★

・声帯麻痺(声が出ない、声が小さい)
・言語野バグ(言葉が理解できない、言葉が出ない)
・頭痛と目眩
・小さなパニック(対人での焦りや恐怖等)

頭痛とめまいがあるっちゅーのにやっぱりStayHomeする気になれず
重たい体を引き摺ってサイクリングに出かけました。
サイクリングしねえと生きられねえ体になっちまった(は?)

いつものサイクリングコースで湖の写真を撮りました(*´ω`*)
湖というかダムなのか。。。?
分からんけど、まあ綺麗ならそれでいいんだよ。

この湖を眺めながら、ふと
「PROJECT UNITESどうなってるかなー」
「DTMレコ大どうしてるかなー」
等と気にかかり、ちょっとだけTwitterを開く。

はい、吐きました。
いや、吐いたは流石に持ったけど、
一瞬で心臓バックンバックンになって吐きそうになったので慌てて閉じました。
Twitter復帰だけでもしてえよォ。。。(´;ω;`)

半ばいじけながら、山道を上ってコンビニを発見!
「こんなところにファミマが!」とちょっと嬉しくなって、おにぎりとファミチキと缶コーヒーを買う。
缶コーヒーを買ったということは?
タバコが吸えるということ!!

このご時世に灰皿を置いててくれるなんて。。。しかも2台。。。!
感謝で泣きながらタバコ吸いました。
嘘です、さすがにこんなことで泣きません。
ぷかぁっと吸いながら、
「いつまで休んでるんかなー」
「サイクリングできるくらいは元気なのになー」
とポケーっとする。
精神を病んだ時に厄介なのがここで、
ダメな時・ダメな瞬間は本当にダメで、
それ以外の時は大体元気に過ごせるというのが
自分自身でも本当に厄介。
そのダメな時や瞬間を健康なレベルまで減らすために休んでるというのも分かっちゃあいるけど、
やっぱり早く復帰したいと思うのです。

これを読んでる皆さん。
精神を病んでて何かしら休んでる知り合いがいても
仮にその人を映画館とかスポッチャとかで見かけても
「お前元気じゃん」とか言っちゃダメですよ。
休んでるからには理由があるんです。

まあ精神を病んでるとか過労とかじゃなくて
完全にズル休みだったら、
ちんこ握り潰すくらいはしていいよ。
或いは乳首思いっきり引っ張るとかね。
精神病患者サイドからしても紛らわしいし。
見てくださいよこの風景。
先のファミマからすいーっと降りていった先に見つけた公園の広場なんですけど
多分もう二度とここにありつけないんですけど(行き方わかんない)

めっちゃよくない?

めっちゃ鬼ごっことかだるまさんがころんだとかしたくない?

こういう広い草原を見ると、童心に帰って超遊びたくなるんですよ。

でもこれをね

これを感じた時にね

気づいちゃったんですよ。

「あー、私、大人になれなかった人間なんだな」って。

小さい頃に白血病で入院して、
中学で自殺未遂して、
高校でパニック障害になって、
結婚しようと思ってた恋人に失望させちゃって、
社会人になってから作品への反応とかに拘りすぎちゃって、
それでもそういう苦難や課題をそれなりに乗り越えてきたつもりだったの。
失敗も苦難も欠点も、受け入れられたつもりだったの。

違うんだわ。
結局開き直ってただけで、受け入れられてなくて、乗り越えることなんてできてなくて。
ずーっと私は子供のままだったんだって。

「やだ!こんなことしたくない!」とか
「やだ!もっとこっち見て!」とか
根底にあるそういう思いと結局決着がついてなくて、
それで勝手に心を壊したんだなって。

やっと人を守れる立場になれたと思ったのに、
今更自分はそんな立場になれてなかったことを気づいて、
そもそもそんな事に向いてなくて、
寧ろ今も守られる側の生活しかできなくなって、
めちゃくちゃショックだった。

プライドがあった訳でも、守られる側の人々を軽々に扱う訳でもないけど、
自分はもっと上手く生きられる人だと思ってた。

あー、自分って根っからダメ人間だったんだなって思い知ったような気持ちになって、
めちゃくちゃ凹んだ。

でもね、
守られる側、要は社会生活不適合者というか、精神を病んだ人というか、
そういう側の人達だって生きる資格や生きるべき理由は絶対にあるじゃん。
彼らは決してダメ人間って訳じゃないじゃん。
じゃあどうして自分は今ダメ人間になったと思ってるんだ?

ショックが見せる幻だという気持ちもあったけど、
どうしても今朝見た夢に引っ張られてて、
私が生きていてもいい理由とか、彼らに生きてほしい理由とかを必死に考えた。
その日は結局答えが見つからなくて、
サイクリングしてたのにぜんっぜん息苦しさが晴れなかった。


すげえ辛気臭いでしょ?
でもこれ、案外スルッと解決しちゃったの。

たった一日で。自分でもびっくり。
しかもさ、自分で言うのもあれだけど、
くっそドラマチックに解決しちゃった。

さあ、運命の5日目、つまり今日の話。

5日目

「お前はどうせ小さな存在だよ」
そんな声が遠くから、重く巨大に聞こえた気がした。
「誰もお前のことなんか見ちゃいない」
「誰もお前のことなんか待っちゃいない」
その声を聞いて体の芯まで冷えるくらい怖くなった。
「お前が居なくても日常は続く」

「居なくなればいいんだよ、私なんか」


なんか最近いい夢見てねえ気がする。
いい夢が見られないならせめて夢見ないように眠れねえかな、とつっこみたくなるはるくんでありました。

★☆今日の症状のコーナー☆★

(午前)
・軽い息苦しさ
・軽いめまい
・焦りや吃り
(午後)
・対人での軽い焦りや吃り

今日は昨日と打って変わって、
起きて軽く息を整えてからすぐ自宅を飛び出しました。
家に居続けるともっと息が詰まると思って。

あと、地味〜に初の試みとして
「サイクリングの流れでそのまま銭湯に行こう!」
という気持ちもあったので、
タオルとかも持っていきましたヾ(*´∀`*)ノ


SEX(正当な理由のないストレートな下ネタ)


午前中から全く知らない土地へサイクリングに行く。
元々全く知らない土地の空気感に触れるのはめちゃめちゃ好きで、
電車に乗るのさえ苦じゃなければ今頃全国各地に旅行しに行ってるくらい好きです。

時間がめちゃめちゃかかるとはいえ、自転車で行ける程度の距離なんて「知らない土地」とまでは言えないかもしれないけど、
どこに何があるのかとか、
どこに何の店があるのかとか、
そういうのが全く分からない土地を気ままに徘徊するのは非常に落ち着きます( ˘ω˘)


でね、
自転車で行ける程度の距離しか離れてないのに
なんなら交通量とか地元と大して変わらないのに
穏やかさとか開放感がぜんっぜん違うのさ。

街ゆくおじいちゃんおばあちゃん達はゆったり移動してるし、
近所のスーパーも楽しそうに働いてるし、
なんなら棒振りの警備員達ですらゆとり持って働いてる感じするし。
「え?ここ日本?」ってくらい空気が違うの。

今まで朝電車乗ってたり、仕事で出張したりして眺めてた人々とは全く違うの。

そこの人達は特別何か思ってそうしてる訳じゃないと思うし、
なんならいつもの日常に無職の気持ち悪いおじさんが来たくらいの感覚なんだろうけど、
「わぁ〜ここ時間の流れが穏やか。。。」ってすごく落ち着いてね。

住宅街?だったと思う。
少し細めの道路とかを走っていって家々を通り過ぎて、
道なりに行って行き止まりになったり、
橋の上から川を眺めたり、
その土地のセブンイレブンで飲み物買ってタバコ吸ったりしてました。

セブンイレブンは地元と品揃え全然変わらなかったよ。
なんなら店員さんもさほど変わらなかったよ。
さすがに同一人物はいなかったけどね。多分。


でね、
当たり前のことなんだけど、
誰も私の事なんか知らないわけ。
気にもとめないわけ。

灰皿を何気なく囲む時も、
別に誰も「あ、勝手に体壊して精神病んで逃げまくってる無職の人だ」とかならないし、
多分記憶にすら残らないの。
一方私はと言うと、
別に彼らの記憶に残ろうとしたわけでもないし、
知られたいとも知り合いたいとも全く思ってなかったの。
楽しませたいともあえて大事にしようとも思ってないし。

誰も自分のことを知らないし気にもとめない。
だけど自分も彼らに知られようと思わない。

今までの私だったら
「私こんな事やってるんすよ!応援してね!」
とかやろうとしたんだけど、
今日の私は逆にこの「お互い知らない」という感覚がめちゃめちゃ心地よくて。
めっちゃ気が楽で。

いや、なんかね?
普段みんなに聞いてもらおうと必死になってるとか
みんなを楽しませようと頑張ってるとか
そんなことを言いたいわけじゃないの。
そんな努力あんました覚えないし(してるのかもしれないけど)。

全く何も意識せず見ず知らずの人とここにいる
っていうのが凄く心地よくて。
気を遣う必要もなくて。

なんだか、心にこびりついた色んなものが、
この知らない土地の空気で洗い流された感じがしてね。
「わあ、今、生きてる」って
大袈裟かもしれないけど思ったのね。

自分が思ってる以上に、なぜか人の為に色々やってたんだなぁって実感しちゃって。

ほんのちょっとだけ、もうちょっとだけ、ワガママに生きてもいいのかなって思えたの。
そうなってからは行動が早くて
どうにかこうにかカンを頼りに昨日自問自答したエリアに帰ってきて、
自分自身に答えをぶつけてやった。

社会生活不適合者、社会的弱者、そしてそれになりつつある自分。
我々に生きていく資格があるか?
彼らに生きてほしい理由が、生きるべき理由があるか?

要らねえよそんなもん。

「生きたい」と思えばそれが資格であり、

「生きてほしい」と思えばそれが理由だ。

国内総生産の予算として、誰かの幸せの予算として、我々は確かにここに生きている。
それでも我々だって生き物だから、予算として機能しなくなる瞬間はあるかもしれない。

それがどうした。

生きたいから生きる。

生きてほしいから生かす。

難しい事なんか知るか。私は生きる。



自分自身へ強くそう念じた時に、
こなさんちのミクさんが道路の向こうでアコギしょって楽しそうに歩いていく姿が見えた気がして、
そこから私は一瞬で様々な幻覚を見た。

季節外れの夏みかんの香りが鼻に抜けて、
穏やかな電車に揺られた気持ちになって、
鳥居の向こうから透き通るような力強いメタルサウンドが2対響いて、
にゃんこさんちの猫の旅人が木々をかき分けて歩いていって、
すばるくんが旅してたような景色が駆け抜けていって、
空にはいるはずもないカモメが飛んで、
そのカモメが電子空間の向こうへすぅーって音とともに消えていって、
グレースケールな世界の向こうから何本も電撃が走ってきて、
その電撃を繋ぐように懐かしさを携えてリンちゃんが歌いだして、
そうかと思えばウナちゃんがダジャレを連呼して、
地の果てからみゆき姐さんの力強い歌声が響いて、
その声は近づくとTaKaRaさん、ホルモン、甲本ヒロトの歌声に分離していって、
吹き抜ける風のようなメロディを満身に受けて、
楽しげなテクノ音楽に口笛が乗っかって、
湖の中に1隻の船が浮かんで、
ホロライブのみんなが歌い出したかと思えば、
急にマントルが饒舌に火を吹き上げて、
ケルト音楽が響いた後に、アイモカワラズが流れてきて──

しあんくんのエクストラトーン、
チネンユーダイくんのパンクなメロディ、
ほしなさんのささやかなポップス、
他にも沢山あるけど書き出したらキリがない。

最後の最後に、
HB0613"青天井"が流れてきた。


立派な誰かにはなれなくて
優しい誰かにもなれないだろうけど
不格好な階段でも積み上げていって
大好きな誰かへの青天井

両手で足りる愛を抱きしめて
最後まで歩いていく青天井


深く息を吸って、三秒止めて、それからゆっくり吐いて──
神推しシンガーのちゃんまりさんが歌う「ルーティン」の歌詞に合わせて、一息。


あー、もう大丈夫だ。なんとなくそう思いました。
だって、頭の中で全部帰ってきたんだもの。




なんてかっこつけて束の間。

そこから銭湯へ向かい、受付の人に
「ごめんなさい、やっぱり館内着買います」
がなかなか言えなくて苦心するはるくんの姿がそこにはありました。
音楽は多分聴けるようになったけど、
やっぱり他人はまだ怖いみたい。

Twitter復帰はまだまだ先かな。。。(´;ω;`)


しかし比較的晴れやかな気持ちで銭湯を後にし、
自宅までの道のりを漕いでる時、
頭の中ではたこ焼きそばさんの「蝶番」がずっと私の背を押し続けてくれていました。


「君の部屋のドアが開くまで歩き続ける」


復帰までもうちょっと待っててね(*´ω`*)

水橋製作所日誌

縦横無尽の音楽的凶悪犯「水橋大海」のホームページです。 作品公開に利用しているサイトへジャンプできるようになっています。 ブログはおまけです。

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