生存報告3日目

私は一つ目の職場にいた。

警備の制服に着替える前のこと、私は監視室の入口で倒れ込んでいた。

そこに居た勤務員はみんな心配そうな顔をしていた。

監視モニターが、照明が、物凄く眩しい。

その眩しさにみんなの顔が明滅しているが、それでも誰が誰であったか、どんな顔をしていたかは読み取れた。

頭が凄くクラクラした。

「無理して来るもんじゃないよ！」

「大丈夫だよ、他にも人はいるんだから。」

優しい言葉をかけてくれた。みんなだって時間外が100時間を超えるか超えないかの瀬戸際で、そこに居る誰もが体力的に限界だったのに──私は申し訳なくて、悔しくて、それでもしんどくて仕方がなかった。

「俺だって辛いのに……」

「最近何もしてないよな、お前。」

「体力ないのにどうして警備員になったんだ？」

ボソッと誰かが言った気がした。

気がつくと目眩は止んでいて、みんなの方を向いていた。

そして皆は無表情で私を凝視していた。

たまらなく怖くなる。

顔を背けてもみんなの冷たい目が見える。

目を瞑っても何故か無表情なみんなの顔が見える。

その場から逃げたかった。それなのに、足は少しも動いてくれなかった。

程なくして、二つ目の職場に居た。

看護助手の制服を着て、私は病院の廊下に居た。

みんなが忙しなくあちらこちらへ動いていて、私は一人で廊下でぼうっとしていた。

何かをしたいのに、何も出来ない。

指示を仰ぎたいのに、言葉が出ない。

みんなが動いている中で、口をパクパクさせながら、僅かに声を漏らしながら、その場で誰かに何かを言おうと、尋ねようとしている。

「いつも黙ってて……」

「鈍臭いヤツめ……」

「やる気ないんじゃねーの？」

気がつくとみんなが私を見ていた。

私は顔を背けた。それでも何故かみんなの冷たい目が見える。

私は目を瞑った。それなのに何故かみんなの冷たい目が見える。

息がどんどん苦しくなって、首が絞まっていく。

みんなの姿が、職場の風景が、視界がどんどん歪んで遠のいていく。

辛気臭い始まりでごめんね。はるくんです。

上記の文章は今朝の夢の内容です。

しかも今日一日、ランダムなタイミングで白昼夢みたいに脳裏に過る。

着実に回復させているつもりでいたのに、おかげで今朝の寝覚めは息苦しかったです(´；ω；｀)

しかも起き抜け、声が出ませんでした。

テンションだだ下がり上野介（？）

病院での夢はさておき（実際パニック障害の事とかは殆どの人に言えてなかったし、辞めると決めた時にもちゃんと話せてなかったため）、

警備員時代のみんなは多分そんな事考えてなかったと思うし、

仮にちょっと考えてたとしてもそれを口にするような事は絶対しなかったと思います。

色々あったけど、今も昔も、感謝と後悔ばかりです。それほどまでに最高の職場だったと思います。辞めちゃったけどね。

さて、

・起き抜けの息苦しさ（多分軽い発作）

・起き抜けの声帯麻痺（同上）

・筋肉痛（太腿とケツ：サイクリングのせい）

体のだるさや目眩がなかったので、昨日に引き続きサイクリングしようかなーとかも考えたのですが、

ふと「湯船に浸かりたい」、いや、「温泉に行きたい」と思いついた私は、

声の出ない喉を携えて自転車で銭湯へ向かいましたヾ(*´∀｀*)ﾉ

余談ですが、今日は音楽聴くのをやめておきました。

起き抜けがアレじゃあ、多分何を聴いても気分が悪くなってしまうので(´；ω；｀)

銭湯への道のりはサイクリングに持ってこいのもので、

すぃーっと漕いでいくのも気持ち良く、且つめちゃめちゃいい運動になります。

はるくんが一日使って戦闘に入り浸る時は、だいたい3回お風呂に入ります。

こんな感じ(*´ω｀*)

警備を退職した時に休養した銭湯なので、当時と同じように入りました。

かっぽーん。。。(*´ω｀*)

「今日は不思議と家族連れが多いなぁ、平日なのに。。。」

なーんて思いましたが、よく考えたら今日は祝日でした。

平休祝全く関係ない仕事しかしてこなかったので、祝日なんてすぐに思い出せなくて(￣▽￣;)

お風呂に漬かりながらふと視線を他人に移すと、子供3人を連れているお父さんの姿。

しかしそのお父さん、見た目がめちゃめちゃ若々しいし、今まで見たお父さん像の中で最も幸せそうな顔をしていました。

会社ではどんな顔をしているのか分からないけど、家族と居る時はやっぱり幸せなんだなぁ、とほっこりする姿。

子供たち、大人になってもお父さんとお母さん大切にするんだぞ。

それから、お勉強も頑張れよ。やりたくない事だけど、要らない苦労をしなくて済むぞ。

あと、タオルはどうした？ちんちんぶらぶらだぞ。

第1風呂を終え、中庭に出て風に当たりながらiPadを開こうとする。

すると、何故かiPad用のキーボードが反応しない。

何回叩いても反応しない。

キーボードでポチポチ文章打ったり収支管理したりしたかったのに。。。

結局無反応なキーボードでやる気がそげてしまい、はるくんはiPadをしまった。

同じく風に当たりに来た若い男性2人組が、なんとVtuberの話をしていた∑(๑ºдº๑)!!

あまり好意的な話ではなかったものの（オタク文化やアイドル文化はおろか、性風俗的な話すら理解の範疇ではなかった様子）、Vtuberってやっぱりでかいコンテンツなんだなぁと改めて知りました( ˘ω˘)

まさかこんなところで話を聞くなんて。

Vtuberの配信、早く観られるように（聞けるように？）なりてえなぁ。。。

いや、何故か通知を見るだけで息が苦しくなってしまうので。。。

なんでだよ、ホントなんでだよ(´；ω；｀)

どっちも同じくらい好きなはずなんだけどなぁ。。。

風に当たるのを終えて、マッサージや垢擦りの券売機の前で立ち止まるはるくん。

「よろしければどうぞ〜」とにこやかに声をかけてくれる係員。凄く穏やかなのに跳ね上がるはるくんの心臓。

今日はここ最近で一番弱っているらしい。

今日は垢擦りにしました( ˘ω˘)

体表の垢と一緒に、はるくんの抱える余計なあらゆるものを洗い流してもらおうと思いまして。

なんて深い事は考えてないけど、シンプルに垢擦りがいいなぁと思ったので。

ホントなんとなく。

垢擦り気持ちいいしね。

垢擦りに備えて再度入浴。

相変わらずお子様連れのパパさんが多い模様。

小さい子が近くまで来てはしゃいでいるのを見て、ちょっと心が和らぐはるくん。

子供って可愛いね。うん、幸せに育ってほしいね。

垢擦りの時間が来て、垢擦りのおばちゃんに処置をしていただく。

時間はたっぷり。一番長いコースをお願いする。

もちろん一番長いので一番高い。

金がないのにそんな事をしていいのか？と疑問に思うかもしれないが、

精神に支障をきたしてる今、精神回復に投資を惜しんでる場合ではないのです。

それに、一番長いということは一番じっくり処置をしていただけるということだし、

かつ一番でかいお金が相手に入る。

Win-Winなんですよ(*´ω｀*)

まあ、おばちゃんのお給料がこの程度で上がるかどうかはわかんないけど。

多分仕事増やしちゃっただけだけど。

ごめんねおばちゃん。

「お兄さん肌白いねぇ」とおばちゃん。

「普段外にあんまり出ないもので」と言いたかったけど言葉が上手く口から出ず、「へへっ。。。」とだけ返すはるくん。無愛想。

「お兄さん、学生さん？」

「いえ、この間まで社会人でした」

「あらあら、まだ学生さんだと思った」

「よく言われます(笑)」

見た目も中身も子供っぽいはるくん、実年齢よりも幼く見られがち。

以前カバン屋さんに行った時は店員さんに「部活用のカバンですと──」と話を進められかけ、「いや、あの、仕事用です」と笑いながら訂正した思い出。

「お兄さん、今は何してるの？」

「今は、体を壊して療養中です」

ある意味間違ってはいない。壊したの精神系だけど。

「あらそうなの、ゆっくり休んでね」

わお素敵な人。

普通こういう時って言葉を失うというか、「悪い事訊いちゃってごめんね」みたいな空気になってしまうところ。

それを「ゆっくり休んでね」とかるーく流してくれるおばちゃん。

そういうマニュアル？なんだろうけど、たまらなく心地よくて心身ともにリフレッシュできるなぁと穏やかさを噛み締めました( ˘ω˘)

はるくんって単純だね。

一番長いコースだと、なんと垢擦りだけでなくマッサージやパックまでしてくれる。

完全に仕事増やしただけ。ごめんねおばちゃん。

だけどおばちゃん、貴方のおかげで今日の私は昨日より回復できた気がしてます。命の恩人です。

身も心もスッキリして、軽く湯船に浸かってから2度目の風呂上がり。

牛乳を飲んで食堂に向かう。食堂でご飯を頼み、やっぱり風に当たりながらご飯を食べました( ˘ω˘)

ラーメンとチャーハン。今思うと、半チャーハンでよかったなとも思う。

美味しかったけど、ちょっと食べ過ぎだったね。。。

食後しばらく風に当たりながら、何気なくスマホの歌詞メモを読んで驚愕。

英語の歌詞が読めない。

もちろん字はわかるし、なんだったら発音もわかる。

しかし言葉の意味がさっぱり分からない。

自分で書いたのに。

第一部からはるくんを見てきた人なら何となく思い当たると思いますが、言語野バグ（リアルパプリカ状態）の一例です。

「あー、自分で思ってる以上に今日は症状の重い日なんだなぁ」とかるーくテンションが下がる。

帰ってから同じ詩を読み返したらちゃんと意味を理解できたよ。

一時的なものとはいえ、突発なので本当に困る。

テンションが下がりつつ、時間も時間なので最後のひと風呂。

さっきおばちゃんに垢擦りとオイルマッサージとパックをしてもらったのもあり、

あまり長風呂をせずササッと退出。

「いい湯だったぜ」と心の中で渋く決めて（実際はそんな事してない）銭湯を後にしました。

余談ですが、

ヘビースモーカーの割に、今日のはるくんはあんまりタバコ吸ってません。

5〜6本？

今から6〜7本目吸いますけど。

なんなら午前中葉巻吸いましたけど。

結局吸っとるやないかーい！

明日体調が良かったらまたサイクリング（という名の長距離徘徊）行きたいなぁ

と思いつつ

なんか地味に日に日に追い詰められてる気がして、明日ひょっとしてでかい発作くる？

という不安も拭えない今日この頃。

Twitter離れして3日目だけど、みんな清々してる？(笑)

そういうブラックジョークはお好みじゃない？

殆どの人は気にする暇もないと思うけど、

それでも気にかけてくれてる人は確実に居るので

（通知とかたまに頑張って読んでる）

「死んでねーぞ！元気だぞ！」というブログでの報告はちまちま続けたいね(*´ω｀*)

みんなは精神をこんなふうにやっちゃダメだぞ！

また明日(*´ω｀*)